ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


酷い悪夢を観た朝は

その正体が掴めずに

ただ幸いな浮世だけ

僕に捨てろと責め立てる

 

永遠に続く地獄では

貴方が僕を待っている

刹那に終わる要には

貴方が僕に手を伸ばす

 

忘れて、笑って、恋をして

僕は平気で生きるのかしら

妄想、空想、気の迷い

そう済ませるのは楽だけど

 

僕の夢で生きてた貴方に

別れを言わずに目覚めたの

ただ壊れることを待ち望む

どこか卑怯な僕がいた

 

 

「蝶の悪夢」