ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


自殺の風を真に受けて

線画の君は死にました

影を残せば生きてたか

重ねて描けば許せたか

 

不確かな幾重の線分が

塗り潰した赤に変わる時

人は魂という概念を

当て嵌めたがる癖がある

 

「醜いこれは彼女じゃない。

 自由な魂が我が身を照らす」

「消せぬ絵具に魂を見ない

 その乱雑さは罪である」

 

そして僕を線でなぞった

世界の理由に危惧してる

ペンを置いたら目を閉じて

何も無いのを確認するの

 

 

「世界のスケッチ」