ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕の恋慕が掻き立てられる

夢で出会った少女と二人

地獄の底へと繋がる坂を

お手手を繋いで降りていく

 

その気の強さが煽情的だ

何かに祈る畏れも習慣もない

僕は追憶が構成した言い訳で

酷く生真面目に地獄に向かう

 

僕は嘘吐きな手楯を授かり

彼女は純潔たる刃を握る

地獄の門にて愛憎を誓って

互いの唇は言葉を放棄する

 

触れずに目覚めた僕の意識は

半狂乱な朝に罪悪を飲み込む

それでもあの娘を地獄に残して

それでもあの娘を孤独にさせて

 

 

「残酷装置レム」