ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


私の下着の薔薇の刺繍

棘があるから気を付けて

不貞な男はその毒を知り

負け惜しんでは直ぐ逃げる

 

恋なんてしないと決めていた

私はセーラー服の最終兵器

羊水で煮た無精卵を切り分け

齧れば懐かしき母親の味

 

裸のままで月の海を泳ぎたい

小さな膨らみは新鮮な味ね

海底にある貝殻を集めたならば

私は一人でイヴにさえなれる

 

初潮の朝は酷く酷く泣いた

それが最後に泣いた記憶だ

泣かない女は誠実だけど

紅を引いたらもうお終いなの

 

 

「処女の畏れ」