ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


死を呼ぶ水を

飲み干した後

横になったら

考えるのだ

 

他人の輝きが

目を傷めつけ

透明な心を

照り付けている

崩れる自分の

声は閉ざして

苦い憧憬も

嘘にするのか

 

僕はもう死んでしまうのだから

欺瞞に満ちた感情は要らない

 

夜の色した

僕の信号

その循環には

穢れが宿り

色を変えては

悲しみとなり

味を変えては

情念となる

 

僕はもう死んでしまうのだから

交感を求む憐れみは要らない

 

確かな形の

人間の檻にて

縛られるのは

悲しき機能性

条理を追随する

孤独の孤独に

魔物の言葉だけが

毒素を遺す

 

僕はもう死んでしまうのだから

便利になった言い訳は要らない

 

死にたくなかった

でも死にたいの

この詩が或いは

未完成のまま

 

 

「死人に着替える日」