ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


気がかりな夢を見た朝に
僕は収まりがつかなくて
昨日誓った幾つかの傷を
貰いに廊下を走り出す


貴方の膝の絆創膏
貴方の膝の絆創膏
貴方の膝の絆創膏
貴方の膝の絆創膏


セーラー服に滲み込んだ
朝の陽さえも妬ましい
スカート裏の薔薇の刺繍に
僕はいつでも真剣なのだ


貴方の指の絆創膏
貴方の指の絆創膏
貴方の指の絆創膏
貴方の指の絆創膏


僕の翼は授業チャイムの
速度を超えて尖ってく
痛めた貴方の部屋に入れば
傷物だけが美しい


貴方の乳房の絆創膏
貴方の乳房の絆創膏
貴方の乳房の絆創膏
貴方の乳房の絆創膏




「疾走と性と絆創膏」