ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


死別を幸せと呼ばないで
貴方のポケットのクッキーは
全て砕けてしまったのに
そんな言葉に縋るなんて


失った半身を愛でるのは
きっと地獄の呼び水だから
貴方が何処かへ行くような
そんな予感に怯えているの


貴方の両手を温めるような
貴方の想いを忍ばせるような
例え貴方の記憶を犠牲にしても
そんな優しい装置と成り果てるから


つまり僕の一番の信頼を得た
貴方の小さなポケットの中身だけは
どうか守り通していきたいと
全てに宣戦布告しているのです




「ポケット」