ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


放射能に晒されて

骨身になった故郷で

突然変異な恋をして

語ること無く死に絶える

 

可愛い娘の誕生日

祝って泣いた仏前で

蝋燭と記憶が溶けていく

何処か遠くへ逃げたなら

 

身に沸く蛋白質を摂取する

人間は人間に値するか

生きる吸血鬼を強要された

血だまりから見える青い空

 

どんな地雷より罪深く

どんな爆撃より堪え難い

よそ行きの心理で縫った傷跡を

僕は社会と呼んでいるのだ

 

 

「社会派の味」