ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


空が空のつもりなら

青さを僕に分けて欲しい

青色ソーダの透明で

傷つく世界を見つけぬ為に

 

海が海のつもりなら

青さを僕に分けて欲しい

信号の青に立ち止まり

死人の行列を見送る為に

 

純潔な青は紺を越え

藍色になって夜は訪れる

殆ど空気と呼ばれる色に

人は名前を付けたのだ

 

僕が僕のつもりなら

青さは一切纏えまい

お伽噺で許された

全ての青に身を焦がしても

 

 

「青の羨望」