2012-11-27 ■ この星では 誰も彼も寂しがりやばかりで 生物として生きる糧さえ 二つでなければいけなくなった 心細さは余りに酷くて 更に数を増やして誤魔化す それが唯一現実で 最も有効な価値になった だから僕という生命は 逆行しているニュータイプ 新たな意味の可能性 独りという名の理性主義 この星では 確かに間違いかもしれない しかし愛を得られない僕は 恐らくちょうど半分完璧だ 「寂しがりやの星」