ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


マイナスに揺れる電車
その騒がしさを忘れるほどの
鮮血な光景、鮮明な光景
僕は白線の後ろに立った


とやかく人は言うけれど
僕は最期の美しさを
感じて泣いて後悔をして
それでも貴方を信じてる


暫く怒号が響いたら
乱暴な駅員のオジサンが
貴方を手早く拾い集めてく
ああ、それが余りに現実過ぎる


そして尊大にカメラで撮る人
笑って泣いて忙しいあの娘たち
僕は独りで生きる暴力が欲しくなり
線路の上に飛び降りた




「瞬く二番線」