2012-11-25 ■ マイナスに揺れる電車 その騒がしさを忘れるほどの 鮮血な光景、鮮明な光景 僕は白線の後ろに立った とやかく人は言うけれど 僕は最期の美しさを 感じて泣いて後悔をして それでも貴方を信じてる 暫く怒号が響いたら 乱暴な駅員のオジサンが 貴方を手早く拾い集めてく ああ、それが余りに現実過ぎる そして尊大にカメラで撮る人 笑って泣いて忙しいあの娘たち 僕は独りで生きる暴力が欲しくなり 線路の上に飛び降りた 「瞬く二番線」