ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2007-11-30から1日間の記事一覧

僕は知らぬことを知っていました 幻想を抱き其れを勝手に現実だと信じ込み そして其れに追随しようとしていました 哀れな僕は 其れをすぐに見抜かれてしまい 死んでしまいました 僕の凶器をもってして 何分も狂わぬ言葉の細密画を 僕は手にしています 告白し…

その日彼女と二人で 若さ故に二人で ぴかぴかをてにして 一緒に月が綺麗というゲーム 彼女熱い体もってして いつかも僕を困らせる 空も構わず飛んで飛んで 一緒に子供の名前を決めるゲーム 僕はすぐに手を離し 逃げる逃げる鼻歌交じり 一人想い続け彼女 誰か…

線を引く私は狂乱に告ぐ その傍に居る僕は俯きがちに 「皆々様、私たちは愛しております」 身勝手な暴力で僕は 打ちのめされ る しかし しかし 床に伏せた折、見つけた侘しさに キョ楽的に生きたいのです ガリガリと線を引く彼女に 群集は性を重んじようとし…

僕の感動を返してください 確かに在った筈なのです 潜り込んだベッドに 冷たい浴槽に 僕は置き去りにしました 若しくは使い捨ててしまいました 僕の情熱を返してください 確かに在った筈なのです 目の前で銃殺されて 彼女は鼻歌交じりで 僕は置き去りになり…