ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


不潔な星は 悪夢に隠れ 苦悶の海を 命で割った 罪を照らし 独演すれば 遠い静謐も 多幸に瞬く 異端な雨は 寓話に溺れ 末路の花を 泪で塗った 恋を揺らし 約束すれば 永い天運も 優美に佇む 「畸型の空言」

迷夢の化石に 僕は依存する 否定され笑む 悪癖を律して 罪深い覚悟で 独演に白熱し 合成の自我を 烈しく毟った 神話の胎児に 君は作用する 畏敬され泣く 聖賢を欲して 程遠い旅路で 失恋に敬服し 実在の義務を 眩しく齧った 「死生の配分」

卑屈な筆で 神様は騒ぎ 賢智の肉も 強く溺れた 大作の底に 痕が残って 病は空しく 才能を過る 気楽な嘘で 真実は亡び 無罪の恋も 甘く穢れた 寝室の窓に 星が集って 命は淋しく 結論を渉る 「チート」

花束は孤立し 形骸を慰んで 脳味噌の虹に 幻惑し羨んだ 不合の楽園で 遊離する熱は 肯定が難しく 絶無に揺れた 恋文は摩耗し 哀惜を導いて 三日月の夢に 感嘆し呟いた 確知の遠景で 流転する露は 旋律が美しく 心機に触れた 「悲愴の遺物」

悲観の殻が 歪を護って 幼い禁忌は 偏性に実る 静謐な柩で 寵愛を嘆じ 盲目の詩は 臆病に過る 多欲の肉が 光を齧って 儚い論理は 口実に煙る 克明な炎で 狂想を奉じ 責罰の血は 醜悪に踊る 「弱き破滅」

偏愛を中和し 非力に祈れど 留守電は軋る 深く強く永く 告白の廃棄が 泪より苦しい 濃密な心理は 君を渇望する 暴言を消化し 不毛に創れば 文字列は熱る 甘く若く惨く 幻想の厭悪が 命より淋しい 困難な短詩は 僕を生殺する 「ワナビー」

嘘の手品が 独奏を宿し 平熱は呪縛 穏和な夢幻 天命が散り 病因で喘ぎ 脆く分離し 模った哲学 神の仕草が 約束を残し 永別は空虚 無惨な愛撫 存在が去り 掌編で遊び 強く知覚し 葬った花色 「白き空洞」

十字架が語る 故人の結実を 花嫁は微笑し 盲目で踊った 弾丸が噛んだ 空しき心臓は 肉屋の屑箱で 割引され睡る 偽悪者が悟る 憂世の恩恵を 満月は腐蝕し 切論で燈った 万骨が咲いた 正しき楽園は 神話の原稿で 改訂され細る 「使徒の愁い」

繊細な詩に 病んだなら 森の祈りも 霧散し還る 妖精が焼く 至悪な夢に 緊密の過重 花園を忌む 豊満な美に 妬いたなら 空の怒りも 固結し肥る 炎天が止む 孤独な裡に 博愛の具象 死神を往く 「幻の主題」

傘が遍在する 無口な隷属に 甘い嘘泣きは 手毬唄を残す 初恋の体温は 泪で遡行して 贅沢な回顧を 心理に彩った 虹が独立する 嘆美な革命に 薄い微笑みは 花言葉を宿す 有限の神様は 瞳で慰霊して 鮮烈な黙示を 悪夢に葬った 「イェット」

指の音色に 酩酊する蜜 愚かな肉は 空しく実る 独裁に熟む 直観の素数 深刻な嵐は 天敵を囁く 腰の火焔に 隷属する茎 豊かな罠は 烈しく熱る 盲目に沸く 発狂の動詞 勤勉な鏡は 裏腹を貴む 「情死の名残」

易しい笑顔で 飽和した朝に 恋人は弱虫な 吐息を煙った 不治の大戦が 血液を煮沸し 温厚な兵器は 夢に残された 淋しい悲鳴で 自殺した雨に 神様は怠慢な 黙示を削った 無味の正論が 断罪を消費し 暗欝な懐疑は 匣に移された 「カーム」

歪の吹雪が 受難に集り 解読するは 繊細な暗示 強い理想で 荒く裁けば 多元の柩も 因果に慰む 病の劫火が 呪縛に唸り 推敲するは 硬骨な禁忌 深い憎悪で 熱く刻めば 女神の泪も 夜空に瞬く 「叙述兵器」

目蓋の淵底で 銀河が変奏し 幾何学は歪む 秘密に溺れて 冒涜する露が 霊魂を磨けば 原罪の荒野で 奇蹟を辿った 言葉の尖端で 造花が嘆息し 美意識は響く 夢想に逃れて 伝道する蛇が 本物を拒めば 半神の楽土で 名残を縛った 「逆さの教典」

昨夜の神が 舌を愛撫し 若い漫然は 奈落に残る 融解する脳 正しい罪に 本音が溺れ 晩餐を迫る 明日の肉が 翅を讃美し 強い切願は 虚空に過る 到達する牙 眩しい欲に 仮想が壊れ 憧憬を渉る 「幸福の背丈」

君は罰だった 地雷原に咲く 若い嘘だった 微笑を燈して 背骨の終極で 奇蹟は廻って 永別を護れば 魂が讃美した 僕は灰だった 大天使に詠む 悪い富だった 自傷を映して 毒素の殉教で 禁忌は熱って 失恋を量れば 幻が乱舞した 「心理の不滅」

祈りは強く 深層に宿り 静謐な美が 昏迷を語る 狂気を導き 真理が睡る 甘い合剤に 難破船の夜 怒りは永く 核心に渉り 緊密な詩が 大害を握る 消費を嘖み 覚悟が肥る 厚い生肉に 悲劇性の皿 「灰色の智」

詩語の雷管が 僕を誘起する 正しい初恋は 暗黙知に沈む 悲嘆を重訂し 文字列は実る 全能な弱音に 泪が隷属する 戯画の愛液が 君を汚損する 淋しい逃亡は 尊厳死に響く 末路を彩色し 地獄絵は点る 独善な仕草に 柩が恍惚する 「惨めな恩恵」

雨蛙が祈る 弱気の雫は 恋を模倣し 幻に揺れる 聖い楽音は 星が反響し 僕の追慕を 闇色で語る 山嵐が護る 孤独の燈は 夢を慰霊し 魂に触れる 若い体温は 罰が冷却し 君の覚悟を 残泪で綴る 「フェイト」

孤独癖の闇は 惜愛に嫉妬し 奈落で割れた 本音を辿った 必然を慰撫し 正負が渇けば 不細工な空に 泪は哀訴する 夜行性の罪は 失恋に勃起し 秘匿で揺れた 黙示を護った 定律を流布し 心理が荒めば 自堕落な嘘に 鏡は遡行する 「眩暈の深遠」

罰の足音が 残虐に迫り 精巧な翅を 運命で毟る 地獄が育む 感性を割る 熱い臓物に 苦悶する蛹 恥の香水が 強烈に集り 完璧な色を 追憶で削る 詩人が戦く 絶望を煮る 悪い後味に 破滅する蕾 「揺籃の首輪」

意味の重複に 切実さが薫る 初恋を美化し 蜃気楼は熱る 嘘が冷笑して 悲劇に溺れる 志向性の翅で 永遠を逃れる 価値の対称に 硬骨さが迫る 命運を畏怖し 彼岸花は宿る 黒が熟考して 暗示に潰れる 粉微塵の夢で 神様を忘れる 「情景の純度」

夜の喪服は 多大な星を 篤く告別し 密かに送る 本音は睡り 追憶が廻る 醜い奇蹟を 肯定する為 春の死罪は 可憐な色を 甘く惨殺し 僅かに熱る 美談は腐り 毒性が宿る 眩い禁忌を 羨望する程 「冥土終曲」

爆撃機が焼く 人類の打算に 正義は拗れて 火達磨で縋る 若い地獄図が 醜さを描写し 想起する神は 否認に塗れる 肉細工が病む 万物の杞憂に 精気は壊れて 利己心で肥る 弱い絵葉書が 貴さを叙述し 遡行する恥は 隙間に流れる 「無限の前線」

土足の病が 悲劇に熟む 模倣した夏 不義な完全 君を詠んだ 新しい恋は 毒蛇の罠に 強く肯いた 本音の泪が 仮想に咲く 理解した沼 無垢な必然 僕を焚いた 難しい嘘は 星空の夢に 深く嘖んだ 「告別讃美」

洗濯機が縋る 高潔の器官に 洋服は踊って 儚い泡を知る 君の美意識で 地肌が熱れば 短命な恋慕を 指先で殺した 羅針盤が辿る 精確の才気に 因業は終って 賢い径を照る 僕の不安視で 否定が過れば 誠実な針路を 妄言で呪った 「裡なる渦巻」

恥の栄誉を 文筆する僕 曇った罠は 淋しく過る 悪霊が辿る 時代の檻で 酷く苦悶し 弱く燈った 癖の汚名を 愛玩する君 至った恋は 正しく肥る 難病が実る 個性の空で 甘く嘆美し 深く護った 「才能の歪」

君の神経毒が 耽美に痛めば 静謐な言葉を 篤く送葬する 切ない患部は 敬虔な約束で 胡蝶の自死を 丁寧に護った 僕の核爆発が 一途に響けば 難解な想起を 重く妊娠する 危ない作用は 深刻な憧憬で 頂花の利己を 鮮烈に辿った 「禁止の心理」

美を翻訳し 泪雨が薫る 有害な街の 口実は亡ぶ 臆病に詠む 言葉の終末 叡智を過る 懸命な暗示 死を選別し 物語が還る 敬虔な嘘の 拍動は騒ぐ 純真に往く 心理の遠境 不滅を祈る 安息な禁忌 「リヴァース」

憎悪の夜闇で 暴走族が轟き 窮屈な自我に 憤怒を贈った 多感な醜悪が 存在を誇れば 理解者の鎖も 脈動して煌く 悲嘆の朝陽で 抗鬱剤が慰み 憂愁な視野に 陳腐を迫った 苛烈な中毒が 面影を屠れば 守護神の荊も 恐慌して蝕む 「重い休息」

野菜は騒ぐ 夜の欠陥に 脆弱を憎む 深く懐古し 平穏な皿で 論破を貴む 齧った嘘に 背徳が熱る 屠肉は偲ぶ 雨の血統に 情愛を磨く 強く幻視し 細密な舌で 美学を貫く 腐った恋に 渇望が唸る 「アレルギー」

砕けた玩具と 明晰夢で遊び 仮想の約束を 鮮烈に結んだ 永遠が静止し 憂世に還れど 安寧な友情は 弱音を護った 沈めた手紙と 走馬燈で泳ぎ 奇蹟の足跡を 懇切に繋いだ 運命が破滅し 常夜に廻れば 全能な愛着は 無限を辿った 「瞳の熱量」

夏の尊厳に 薄弱が干る 光彩は強く 宗教を語る 無闇な熱が 盲愛で導き 若い終極は 微かに燈る 花の感性に 祝福が縒る 亡骸は巧く 状況を煽る 健気な蜜が 天啓で慰み 聖い執着は 密かに悟る 「ルイン」

殺人鬼は睡る 強く安穏して 海底の言葉に 祝福を辿って 欠陥は親しく 天命も忘れる 無闇な満月を 気儘に連れる 地縛霊は踊る 淡く高揚して 楽園の音色に 感触を量って 失敗は優しく 聖痕も薄れる 健気な初花を 一途に触れる 「多幸な穢れ」

責任の鞭が 猛る都会で 君は苛烈に 有毒を孕む 醜い使命は 小銭で燈り 若い時間を 贅沢に葬る 暗鬱の蓋が 迫る白紙で 僕は一途に 亡骸を築く 幼い夢想は 言葉で縛り 弱い奇蹟を 切実に模る 「魂の傀儡」

英雄の凶器は 盲信で磨かれ 浅墓な生徒に 道義を囁いた 愉楽の学理に 体罰が紛れて 強き再結合を 深く肯定する 生贄の正気は 論式で拒まれ 乱暴な遊戯に 冥土を羨んだ 侮蔑の吐精に 制服が穢れて 遠き核爆弾を 永く切望する 「デトックス」

首輪を望む 僕の初恋は 悪夢で亡び 残痕に罹る 無垢な盃は 祈りに溢れ 判った舌が 闇を慰んだ 手紙を暴く 君の殺人は 侮蔑で紡ぎ 運命に縛る 不義な冠は 終りに優れ 誇った指が 雨を導いた 「断罪教室」

聖母の不実に 死産児が踊る 慈愛は哀しく 便器に散って 哲学者が祈る 暴君な奇蹟は 硝子で造られ 臆病を命じた 奴隷の自由に 絵葉書が積る 名残は易しく 旅路に酔って 流星火が語る 雄大な真理は 奥歯で護られ 強情を禁じた 「泪色の配列」

白昼夢睨む 僕の真性は 蛹に篭った 醜い弱虫で 惑乱が咲き 破滅する個 暴悪な雨に 頬は怖れた 狙撃銃響く 君の亡霊は 荊に縛った 貴い神様で 憐憫が膿み 放棄する理 贅沢な穴に 影は溺れた 「憂世の贄」

薔薇は自傷し 幻視に暴れた 包帯の積分を 棘で重複して 滅裂な約束が 霊魂を縛って 難い遺伝子は 理想像に陥る 蜘蛛は過食し 多剤に逃れた 毒物の正弦を 糸で考究して 困難な渇望が 真実を削って 辛い土曜日は 懺悔録に葬る 「アレゴリー」

夏の海底で 詩が充満し 明媚な鯨は 胃袋を貴む 永い厳戒が 嘔吐する韻 泡は還って 文脈に届く 夜の密林で 絵が完熟し 一途な鼠は 泪目を瞬く 弱い慟哭が 苦悩する色 風は悟って 情景に刻む 「無垢な黒」

不治の韻律が 空白を駆けて 浄い唯我論は 文法に咲いた 淋しい正理に 言葉は肯いて 林檎園の雨が 幻影を葬った 未知の演奏が 観念を染めて 古い鎮魂歌は 性説に病んだ 空しい神秘に 楽譜は佇んで 蟻地獄の贄が 追憶を怠った 「高熱な黙示」

硝子の羊は 獣に襲われ 綿密な肉が 強く熱った 骨の芯まで 煌く造りは 生命讃美を 顕在してた 夢想の菫は 嵐に穢され 幻惑な蜜が 弱く薫った 種の毒さえ 貴む祈りは 心理演算を 完結してた 「クライ」

貴方は冷笑し 季節を拒んだ 無垢な暴君に 夢の花が散る 蜜菓子を齧り 豊潤に戯れる 淋しい追憶が 宿った食味よ 詩人は作病し 論理を招いた 不義な弱虫に 毒の月が照る 地下鉄を座り 終点に憧れる 正しい滅亡が 睡った浄土よ 「失調の情景」

臆病な虎は 詩才に縋り 古い讃美を 恐怖で磨く 野生の牙が 肉を屠れば 霊魂は散り 内臓で輝く 凶悪な雨は 悲鳴に踊り 永い破滅を 無償で恵む 虚空の毒が 神を削れば 実存は去り 真景で慰む 「貴き罪業」

熾天使が護る 賤しい馬小屋 懇願は実って 道徳律を賜る 盲目な慈愛を 万物が命じて 罪悪の患部は 傲慢に痛んだ 自負心が残る 淋しい路地裏 失望は迫って 現実性を疑る 独善な地獄を 存在が詠じて 背反の景色は 荒漠に拓いた 「救世の因果」

不定な牙で 首筋を齧り 散文の血に 熱く溺れる 恋に聾して 自蔑が廻り 醜い切望で 美味を嗜む 無形な翅で 辻風を下り 黒暗の詩に 遠く逃れる 罰に託して 夢想が交り 幼い追憶で 小夜を導く 「言詞の眷属」

愚盲な家畜は 不合理な春に 聖徒の慈愛を 永く多く毟る 渇望で荒れた 礼讃の僻地に 意味を強めて 審美は病める 無骨な肉屋は 自堕落な夜に 詩人の言語を 甘く深く屠る 鮮血で濡れた 文法の屍骸に 価値を授けて 憂世は往ける 「智の胃袋」

春は赤面し 萌芽を嘆く 温厚な闇が 存在に穢れ 美の哲学に 叡智が廻る 詩人は暴き 音韻を盗む 罪は洞察し 禁忌を悼む 散漫な嘘が 感性に乱れ 死の才能に 権威が宿る 悪夢は孕み 盲信を招く 「エーテル」

子守唄が鳴る 脳髄の砂浜に 依存した炎は 月見草を育む 平穏な光圧は 苦痛を愛撫し 正しい睡魔に 認識が溺れる 蟻地獄が干る 万物の定数に 黙秘した泪は 火星人を瞬く 特別な哲学は 審美を感化し 淋しい生死に 鎮魂が溢れる 「クランケ」