ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


論考の迷路で 奈落を捜れば 御業は否定し 隔絶に幽した 真理の永さに 季節が終って 月見草は過る 無口な暗闇で 感性の荒野で 違変を渉れば 讃美は嫌悪し 失亡に廃した 異物の甘さに 手紙が還って 彼岸花は遺る 不全な裏道で 「テロル」

旅人も視る 魔法の夕空 神を通訳し 福音が燈る 深い礼拝で 送りし盲目 痛心の痣に 奇蹟が過る 恋猫も知る 科学の花園 夢を抱擁し 大罪が腐る 永い演算で 渉りし真実 切望の窓に 論理が残る 「業の直前」

内科医が詠む 霊魂の在処は 理窟に回帰し 讃美を葬った 多飲した星は 臓腑で閃光し 無口な闇夜を 幽冥に還した 向日葵が蒔く 運命の行方は 私感に浮遊し 大義を彩った 連鎖した枷は 幻夢で繁栄し 不遇な自然を 禁圧に渡した 「ヴィジョン」

肥満の弱さ 君は模った 潜在する肉 理想が縛る 悪い首枷に 盲愛が奔る 不敵な罪は 蜜を護った 睡魔の重さ 僕は誤った 刻印する夜 歴史が燈る 暗い抜殻に 実存が宿る 無口な嘘は 空を渉った 「殺生欲求」

愉しげな息が 路地裏で熱る 乱暴の名残に 反骨する殻よ 弱った悲愴は 胎内で生育し 淋しい怨嗟を 認知して泣く 苦しげな罪が 馬小屋で猛る 福音の気配に 心痛する翅よ 実った神話は 蒼天で完成し 空しい行方を 敵視して笑む 「憐れな血」

無垢が迸る 哀しい絵に 朝は氾濫し 奇蹟を祈る 光景が熱る 肌と約束し 果実の乳を 色相に嗜む 意味が蘇る 正しい詩に 夢は潜匿し 不全を悟る 切望が過る 虹と交感し 屍骸の煤を 韻律に導く 「遠近の表顕」

片足の舞踏が 光景を燈して 古い宇宙図は 実感に煙った 肥大した約束 笑顔の機械論 眩しい確説は 独奏を炙った 霊交の語弊が 盲信を遺して 悪い地球儀は 錯覚に弱った 謳歌した哀憐 逃避の神智学 淋しい連想は 怪物を迫った 「真夏の錘」

甲殻の軀に 雨は打鍵し 沈痛な夜を 聖く葬った 否定を辿る 黙然な憎悪 隔絶の詩が 喪亡に燈る 宝石の泪に 罪は依存し 清福な業を 深く模った 天理を護る 冷酷な希望 幽遠の美が 盲愛に実る 「苦き聖痕」

才能が憎くて 必然を推察し 合図の骨髄に 烈しく戦いた 訛った真数が 崇拝した悲劇 その悠遠さは 認知を阻んだ 初恋が怖くて 完結を盲信し 蜜語の悪癖に 正しく貴んだ 篭った白文が 追悼した季節 その鮮明さは 懐古を招いた 「負の寝室」

僕は砂時計 無間を縛り 永い物語も 連鎖し辿る 独慎の歴は 栄誉で廻り 精巧な義を 硬骨に護る 君は花吹雪 不定を過り 甘い恋心も 霧散し焙る 薄命の色は 奇蹟で煙り 幽艶な美を 沈痛に翔る 「軽き情緒」

仔猫は睡った 楽園の毛布で 生贄を祈祷し 完璧に溺れて 温厚な福音に 心は鈍化する 熾天使を詠む 暗喩が忠愛し 野犬は猛った 真実の牢屋で 神様を違背し 衰亡に怖れて 深刻な怨望に 命は誤認する 三日月を弾く 黙示が中絶し 「聖獣夜曲」

宝石の瞳で 真理を誤る 甘美な恋は 敬虔に煌く 永い暗喩に 肌は歓喜し 体温の色を 深く捜った 薫風の翼で 歴史を葬る 精義な罰は 我儘に佇む 辛い屍骸に 夢は流転し 独創の空を 篤く護った 「可愛い痴」

偽物に愛着し 混生を護って 聖なる暴君は 口癖で旅する 低能な奴隷は 地雷原を渉る 熱の耽美さに 右足が遺って 妄説に反響し 削減を図って 善なる人鬼は 古傷で恋する 惨忍な紳士は 解毒剤を啜る 神の暗愚さに 面影が宿って 「バランス」

教室の闇で 睡る詩人は 肉を酸化し 恋に嘆ずる 花を縋るな 天使の黙示 強い厭世が 余白に宿る 屋上の空で 祈る奴隷は 唄を連鎖し 夢に奉ずる 霊を罹るな 夕陽の美学 暗い熱望が 無音に実る 「学校の底で」

片翼の真理が 正義を縫合し 烈しい名君は 木霊に猛った 哲学者の夢は 無欲な満月で 常世を逃れて 優美に語った 盲聾の奇蹟が 憤怒を埋没し 淋しい生贄は 死灰に縋った 創造主の罪は 稀薄な本能で 暗示を忘れて 不実に踊った 「思惑の色素」

善き隣人は 定型に満ち 不滅の夢を 永く重ねた 論式は熱る 依存の蕾で 魂を管理し 正義が肥る 亡き愛犬は 神聖に落ち 無実の罪を 弱く訊ねた 天命は睡る 記憶の炎で 幻を讃辞し 公理が遺る 「幽寂中毒」

恋が咲き渡る 鮮烈な盲唖は 心拍に歓喜し 多幸を祈った 必然の演劇が 不実も神託し 眩しい名残で 存在を護った 夜が踏み躙る 敬虔な無罪は 追憶に沈下し 末路を辿った 有限の痛覚が 夢想も透析し 斉しい星位で 廃滅を語った 「ルル」

暫く。

今日から詩を書けないと思います。 来月にはまた再開できると思うので、宜しくお願いします。

不潔な星は 悪夢に隠れ 苦悶の海を 命で割った 罪を照らし 独演すれば 遠い静謐も 多幸に瞬く 異端な雨は 寓話に溺れ 末路の花を 泪で塗った 恋を揺らし 約束すれば 永い天運も 優美に佇む 「畸型の空言」

迷夢の化石に 僕は依存する 否定され笑む 悪癖を律して 罪深い覚悟で 独演に白熱し 合成の自我を 烈しく毟った 神話の胎児に 君は作用する 畏敬され泣く 聖賢を欲して 程遠い旅路で 失恋に敬服し 実在の義務を 眩しく齧った 「死生の配分」

卑屈な筆で 神様は騒ぎ 賢智の肉も 強く溺れた 大作の底に 痕が残って 病は空しく 才能を過る 気楽な嘘で 真実は亡び 無罪の恋も 甘く穢れた 寝室の窓に 星が集って 命は淋しく 結論を渉る 「チート」

花束は孤立し 形骸を慰んで 脳味噌の虹に 幻惑し羨んだ 不合の楽園で 遊離する熱は 肯定が難しく 絶無に揺れた 恋文は摩耗し 哀惜を導いて 三日月の夢に 感嘆し呟いた 確知の遠景で 流転する露は 旋律が美しく 心機に触れた 「悲愴の遺物」

悲観の殻が 歪を護って 幼い禁忌は 偏性に実る 静謐な柩で 寵愛を嘆じ 盲目の詩は 臆病に過る 多欲の肉が 光を齧って 儚い論理は 口実に煙る 克明な炎で 狂想を奉じ 責罰の血は 醜悪に踊る 「弱き破滅」

偏愛を中和し 非力に祈れど 留守電は軋る 深く強く永く 告白の廃棄が 泪より苦しい 濃密な心理は 君を渇望する 暴言を消化し 不毛に創れば 文字列は熱る 甘く若く惨く 幻想の厭悪が 命より淋しい 困難な短詩は 僕を生殺する 「ワナビー」

嘘の手品が 独奏を宿し 平熱は呪縛 穏和な夢幻 天命が散り 病因で喘ぎ 脆く分離し 模った哲学 神の仕草が 約束を残し 永別は空虚 無惨な愛撫 存在が去り 掌編で遊び 強く知覚し 葬った花色 「白き空洞」

十字架が語る 故人の結実を 花嫁は微笑し 盲目で踊った 弾丸が噛んだ 空しき心臓は 肉屋の屑箱で 割引され睡る 偽悪者が悟る 憂世の恩恵を 満月は腐蝕し 切論で燈った 万骨が咲いた 正しき楽園は 神話の原稿で 改訂され細る 「使徒の愁い」

繊細な詩に 病んだなら 森の祈りも 霧散し還る 妖精が焼く 至悪な夢に 緊密の過重 花園を忌む 豊満な美に 妬いたなら 空の怒りも 固結し肥る 炎天が止む 孤独な裡に 博愛の具象 死神を往く 「幻の主題」

傘が遍在する 無口な隷属に 甘い嘘泣きは 手毬唄を残す 初恋の体温は 泪で遡行して 贅沢な回顧を 心理に彩った 虹が独立する 嘆美な革命に 薄い微笑みは 花言葉を宿す 有限の神様は 瞳で慰霊して 鮮烈な黙示を 悪夢に葬った 「イェット」

指の音色に 酩酊する蜜 愚かな肉は 空しく実る 独裁に熟む 直観の素数 深刻な嵐は 天敵を囁く 腰の火焔に 隷属する茎 豊かな罠は 烈しく熱る 盲目に沸く 発狂の動詞 勤勉な鏡は 裏腹を貴む 「情死の名残」

易しい笑顔で 飽和した朝に 恋人は弱虫な 吐息を煙った 不治の大戦が 血液を煮沸し 温厚な兵器は 夢に残された 淋しい悲鳴で 自殺した雨に 神様は怠慢な 黙示を削った 無味の正論が 断罪を消費し 暗欝な懐疑は 匣に移された 「カーム」

歪の吹雪が 受難に集り 解読するは 繊細な暗示 強い理想で 荒く裁けば 多元の柩も 因果に慰む 病の劫火が 呪縛に唸り 推敲するは 硬骨な禁忌 深い憎悪で 熱く刻めば 女神の泪も 夜空に瞬く 「叙述兵器」

目蓋の淵底で 銀河が変奏し 幾何学は歪む 秘密に溺れて 冒涜する露が 霊魂を磨けば 原罪の荒野で 奇蹟を辿った 言葉の尖端で 造花が嘆息し 美意識は響く 夢想に逃れて 伝道する蛇が 本物を拒めば 半神の楽土で 名残を縛った 「逆さの教典」

昨夜の神が 舌を愛撫し 若い漫然は 奈落に残る 融解する脳 正しい罪に 本音が溺れ 晩餐を迫る 明日の肉が 翅を讃美し 強い切願は 虚空に過る 到達する牙 眩しい欲に 仮想が壊れ 憧憬を渉る 「幸福の背丈」

君は罰だった 地雷原に咲く 若い嘘だった 微笑を燈して 背骨の終極で 奇蹟は廻って 永別を護れば 魂が讃美した 僕は灰だった 大天使に詠む 悪い富だった 自傷を映して 毒素の殉教で 禁忌は熱って 失恋を量れば 幻が乱舞した 「心理の不滅」

祈りは強く 深層に宿り 静謐な美が 昏迷を語る 狂気を導き 真理が睡る 甘い合剤に 難破船の夜 怒りは永く 核心に渉り 緊密な詩が 大害を握る 消費を嘖み 覚悟が肥る 厚い生肉に 悲劇性の皿 「灰色の智」

詩語の雷管が 僕を誘起する 正しい初恋は 暗黙知に沈む 悲嘆を重訂し 文字列は実る 全能な弱音に 泪が隷属する 戯画の愛液が 君を汚損する 淋しい逃亡は 尊厳死に響く 末路を彩色し 地獄絵は点る 独善な仕草に 柩が恍惚する 「惨めな恩恵」

雨蛙が祈る 弱気の雫は 恋を模倣し 幻に揺れる 聖い楽音は 星が反響し 僕の追慕を 闇色で語る 山嵐が護る 孤独の燈は 夢を慰霊し 魂に触れる 若い体温は 罰が冷却し 君の覚悟を 残泪で綴る 「フェイト」

孤独癖の闇は 惜愛に嫉妬し 奈落で割れた 本音を辿った 必然を慰撫し 正負が渇けば 不細工な空に 泪は哀訴する 夜行性の罪は 失恋に勃起し 秘匿で揺れた 黙示を護った 定律を流布し 心理が荒めば 自堕落な嘘に 鏡は遡行する 「眩暈の深遠」

罰の足音が 残虐に迫り 精巧な翅を 運命で毟る 地獄が育む 感性を割る 熱い臓物に 苦悶する蛹 恥の香水が 強烈に集り 完璧な色を 追憶で削る 詩人が戦く 絶望を煮る 悪い後味に 破滅する蕾 「揺籃の首輪」

意味の重複に 切実さが薫る 初恋を美化し 蜃気楼は熱る 嘘が冷笑して 悲劇に溺れる 志向性の翅で 永遠を逃れる 価値の対称に 硬骨さが迫る 命運を畏怖し 彼岸花は宿る 黒が熟考して 暗示に潰れる 粉微塵の夢で 神様を忘れる 「情景の純度」

夜の喪服は 多大な星を 篤く告別し 密かに送る 本音は睡り 追憶が廻る 醜い奇蹟を 肯定する為 春の死罪は 可憐な色を 甘く惨殺し 僅かに熱る 美談は腐り 毒性が宿る 眩い禁忌を 羨望する程 「冥土終曲」

爆撃機が焼く 人類の打算に 正義は拗れて 火達磨で縋る 若い地獄図が 醜さを描写し 想起する神は 否認に塗れる 肉細工が病む 万物の杞憂に 精気は壊れて 利己心で肥る 弱い絵葉書が 貴さを叙述し 遡行する恥は 隙間に流れる 「無限の前線」

土足の病が 悲劇に熟む 模倣した夏 不義な完全 君を詠んだ 新しい恋は 毒蛇の罠に 強く肯いた 本音の泪が 仮想に咲く 理解した沼 無垢な必然 僕を焚いた 難しい嘘は 星空の夢に 深く嘖んだ 「告別讃美」

洗濯機が縋る 高潔の器官に 洋服は踊って 儚い泡を知る 君の美意識で 地肌が熱れば 短命な恋慕を 指先で殺した 羅針盤が辿る 精確の才気に 因業は終って 賢い径を照る 僕の不安視で 否定が過れば 誠実な針路を 妄言で呪った 「裡なる渦巻」

恥の栄誉を 文筆する僕 曇った罠は 淋しく過る 悪霊が辿る 時代の檻で 酷く苦悶し 弱く燈った 癖の汚名を 愛玩する君 至った恋は 正しく肥る 難病が実る 個性の空で 甘く嘆美し 深く護った 「才能の歪」

君の神経毒が 耽美に痛めば 静謐な言葉を 篤く送葬する 切ない患部は 敬虔な約束で 胡蝶の自死を 丁寧に護った 僕の核爆発が 一途に響けば 難解な想起を 重く妊娠する 危ない作用は 深刻な憧憬で 頂花の利己を 鮮烈に辿った 「禁止の心理」

美を翻訳し 泪雨が薫る 有害な街の 口実は亡ぶ 臆病に詠む 言葉の終末 叡智を過る 懸命な暗示 死を選別し 物語が還る 敬虔な嘘の 拍動は騒ぐ 純真に往く 心理の遠境 不滅を祈る 安息な禁忌 「リヴァース」

憎悪の夜闇で 暴走族が轟き 窮屈な自我に 憤怒を贈った 多感な醜悪が 存在を誇れば 理解者の鎖も 脈動して煌く 悲嘆の朝陽で 抗鬱剤が慰み 憂愁な視野に 陳腐を迫った 苛烈な中毒が 面影を屠れば 守護神の荊も 恐慌して蝕む 「重い休息」

野菜は騒ぐ 夜の欠陥に 脆弱を憎む 深く懐古し 平穏な皿で 論破を貴む 齧った嘘に 背徳が熱る 屠肉は偲ぶ 雨の血統に 情愛を磨く 強く幻視し 細密な舌で 美学を貫く 腐った恋に 渇望が唸る 「アレルギー」

砕けた玩具と 明晰夢で遊び 仮想の約束を 鮮烈に結んだ 永遠が静止し 憂世に還れど 安寧な友情は 弱音を護った 沈めた手紙と 走馬燈で泳ぎ 奇蹟の足跡を 懇切に繋いだ 運命が破滅し 常夜に廻れば 全能な愛着は 無限を辿った 「瞳の熱量」