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ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


瞳の愛読者は 苦悩を喜んだ 哀しい怨嗟で 光彩が映えて 君は戦死して 無罪に還った 満月が秘めた 氷菓子を遺し 泪の回遊魚は 不毛を寛いだ 空しい弱音で 結実が褪せて 僕は孤立して 詩篇に至った 海風が融けた 麻酔剤を想い 「雨の義眼」

薫る下着は 元始の恥で 赤い因果を 刻印してる 罪の林檎を 唇で触って 禁忌な恋は 悪運に点く 抛る帽子は 未来の柄で 浄い無益を 懐妊してる 空の兵器を 魂で計って 一途な嘘は 切願に熟む 「モード」

千光年の唄で 神話が調律し 君は軀を去り 永遠に旅する 淋しい戦慄が 連続性で暴れ 吐息の夢想を 霊魂に奉ずる 天動説の色で 真理が反証し 僕は心を縒り 丁寧に愛する 烈しい切願は 白熱灯で薄れ 窓辺の美学を 恒星に詠ずる 「運命姫」

野菜溢れる 喧騒の街で 僕は独歩し 理窟を磨く 包丁躾けて 意訳が瞬く 冷血な蔭に 錯乱を贈る 羽虫暴れる 隔絶の庭で 君は私選し 美学を求む 標本崇めて 至福が佇む 細密な恋に 惨痛を飾る 「殺人要点」

平和観が殴る 瑣末な哀訴を 大事に抱擁し 僕は爆砕する 祖国を誇って 花に名が宿る 淋しい推敲で 君の善は痛む 正義感が捩る 不能な才気を 一途に育生し 僕は壊滅する 知覚を護って 恋に美が残る 空しい論争で 君の枷は呻く 「ジャーナル」

深夜の虹が 強く煌いて 泣虫な僕に 嘆美を育む 傷物の翅で 信じた風に 独白は絶え 貴方が宿る 排気の汐が 苦く蝕んで 我儘な僕に 暗喩を嘯く 最愛の歌で 感じた夢に 痛覚は褪せ 貴方が遺る 「屋上の紫蘭」

医師の喪服は 清潔を覆って 神が校正した 不感症に熟む 没理想が編む 臓器の死命に 刃針は嘆じて 告別を捧げる 画家の義眼は 面影を写して 嘘が落日した 記憶色に吐く 雪月花が惹く 孤独の美景に 絵筆は詠じて 心痛を結べる 「真理の責」

若い恐竜の 淋しい威嚇 断絶したら 歴史を嘆く 月の怠惰に 秘密で溺れ 苦い酸素を 名残と語る 赤い空襲の 烈しい嗚咽 連続しても 大義を否む 花の一途に 不信で逃れ 聖い漫画を 幻視と踊る 「煙と埃」

沈黙の隙間で 殺人鬼は佇む 痩せた憂世が 正当に嘔吐し 生命は揺れて 血飛沫が降る 永遠を感じる 感触に恋する 全能の段差で 問題児は躓く 煮えた地獄が 親切に炊事し 心性は枯れて 疑問符が生る 暴悪を演じる 同調に類する 「蟲毒な輩」

揺籃で編む 空虚な嘘を 心に残して 沈黙する春 僕の終止は 推敲が踊り 愛惜に病む 稲妻を磨く 棺桶で咲く 気丈な夢を 骸に想って 盲信する夜 僕の序奏は 反覆が廻り 厭世に泣く 贋物を否む 「永い秘密」

彗星人が耽る 短命の美しさ 非力な信仰に 炎は闇を裂く 恍惚する無は 駅員が管理し 軍用機の瞳を 色彩で眩ます 洗濯物が踊る 春風の芳しさ 自由な再誕に 病は夢を富む 追想する死は 半袖が明示し 冷蔵庫の泪を 体温で乾かす 「瞬く永遠」

襟を毟って 理性が散る 麓の天使は 切実に泣く 僕は原罪を 淡く祈って 完璧な闇で 科白に拘る 裾を捲って 秘匿が照る 蕾の悪魔は 高潔に笑む 君は愛欲を 深く悟って 幸運な園で 吐精に跨る 「キスマーク」

手当が篤くて 黙った地動説 神話の威光で 文明を更ける 濃厚な管理で 愚論を拾って 過失の積層が 多義的に点る 感度が悪くて 困った三角比 知見の不在で 空白を埋める 壮大な睡気で 吐息を殺して 夢想の代筆が 幾何学に奔る 「自覚の血」

旅のため。

今日は詩が書けそうにないです。 明日からはまた普段通り書けると思いますので、宜しくお願いします。 申し訳ないです。

人魚が詠む 浄い詩篇は 泡を纏って 星空に届く 僕の悲恋は 旋律に富み 濡れた翼で 運命を往く 亡者が焚く 古い寓話は 墓を捜して 深淵に刻む 神の慈愛は 色艶に欠き 荒れた鎖で 歳月を熟む 「或る美談」

握った幻肢を 離さずに泣く 言葉は空虚で 星雲線が詠む 僕は雨で喘ぎ 寝息を嘆じる 巻煙草の夢が 肺臓に満ちる 宿った死命を 呪わずに笑む 時間は邪悪で 赤信号が急く 君は花で偲び 天使を演じる 指環箱の嘘が 楽園に落ちる 「シャイン」

僕は縊死体 乱雑な積木 混沌を語る 苦悩の残滓 詩才が呈す 病の伴奏に 箒星を視る 価値論信徒 君は青薔薇 静謐な英字 崇高を踊る 嘆美の神秘 恋慕が惑う 心の聖痕に 花畑を知る 放課後王妃 「アバウト」

奥歯を磨いて 神に奉仕する 鮮血が垂れる 運命性の余白 無口な痛覚が 舌の上を廻る 冷水で濯げば 世界観に眩む 小銭を恵んで 闇に談話する 廃人が呉れる 永遠癖の温度 不実な貧困が 咎の底を渉る 贅肉で学べど 次元体に嘆く 「スマート」

憧憬が薫る 写真の色は 桜花に佇む 春を残した 君は高雅に 翼で抱いた 白を怨んだ 僕の難しさ 剃刀が悟る 虚言の種は 夜風に呟く 国を奪った 僕は無心に 荊で詠んだ 雨を招いた 君の美しさ 「遠景に嫁ぐ」

硝子の灰皿に 炭酸水注げば 新鮮な星々が 会話を始める 毒炎を悼んで 闇に懐古する 短命の美学は 糖液と融ける 昨日の恋文に 風船玉結べど 健全な青空が 詩題を歪める 音韻を背いて 鳥に辞別する 天国の小径は 黄昏と灼ける 「烟る君に」

真理を砕く 六弦の稲妻 僕は凶荒し 臓物が疼く 感性が醒め 再誕する熱 痺れた心は 地獄を捜す 定義を否む 鍵盤の暗黒 僕は憂愁し 神経が絡む 混沌が更け 精彩する傷 溺れた骸は 季節を惑う 「サイケ」

切望が招いた 遊園地に眩む 泪は感化して 追憶を歪める 寂れた木馬は 親愛で駆ける 悲観する僕の 苦悩に触れて 罪悪が刻んだ 難波船に嘆く 病は暗示して 滅亡を続ける 溺れた帆布は 片影で責める 依存する僕の 理想に焦れて 「夢境の淵」

僕の猶予は 水銀が刈る 運命に否む 短詩を遺し 恋する鳥が 双翼を折る 誠実な嘘は 銀河に瞬く 君の啓示は 朝露が照る 神格に届く 全知を想い 讃する花が 色艶を知る 閑静な夢は 真理に佇む 「或る濃淡」

教室を統べる 有毒な公用語 生徒は笑んで 灰色に演じる 窓辺の隷属は 憂世を拒んで 不幸な疑問に 惨劇が燃える 戦場を過ぎる 痛切な散文詩 死兵は泣いて 故里に嘆じる 地雷の聖人は 憎悪を背いて 一途な苦悩に 神託が失せる 「箱舟の狂乱」

蝶の歯形が 小指で燃え 夢に逃れど 真実を熟む 弱い痛覚は 惰眠の傍で 翼を毟って 運命に咲く 銃の論理が 平和で映え 恋に溺れど 哲学を往く 聖い演説は 慈愛の底で 骸を渉って 神様に編む 「甘い乖離」

地球史呪って 自殺が富めば 不正な楽園も 平和に結べる 核弾頭の詩に 犠牲を望んで 無口な映画が 轟音で流れた 宇宙図燈して 花火が咲けば 粗雑な葬式も 銀河に紡げる 喪失感の美に 憂世を磨いて 孤独な手紙が 盲愛で溢れた 「善く死ぬ」

僕の失踪に 水仙が咲く 名前を忘れ 命題は廻る 背中に刻む 翅の追憶は 首枷を悟る 口実だった 君の発信に 神様が病む 因果を怖れ 惑星は軋る 弱音に響く 唄の体熱は 永遠を捩る 独白だった 「ロンリー」

神聖な隣町は 黄昏に燃えて 血液が沸く程 君を祈らせる 楽園の哲学に 正しく符合し 退屈な憂世も 憧憬で満ちる 乱雑な物語は 混沌に魅せて 脳髄が編む儘 僕を還らせる 妄言の音律に 烈しく呼応し 軽薄な認知も 感性で朽ちる 「奇蹟のエサ」

不潔に祈る 初恋は残り 僕の言葉を 熱く磨いた 呼吸する露 妖精の電荷 詩篇が悼む 根暗な秘密 自由に悟る 命題は積り 君の美学を 聖く望んだ 唱歌する翅 星空の梯子 夢想が響く 非凡な啓示 「ボーダー」

雷鳴に望まれ 刹那を讃美し 高潔な天空で 正義が顕れる 命題は鮮烈で 真理に還れば 何よりも速く 酸素を刻んだ 死神に招かれ 言葉を使役し 喧騒な戦線で 憎悪が戯れる 約束は切実で 詩篇に綴れど 誰よりも深く 叡智を嘆いた 「私は観念」

朧月詠んで 紫煙が薫る 里は安寧に 恥辱を迫る 穴の聾唖が 不感に導き 翅を穢して 手毬は遊ぶ 俄雨泣いて 眩暈が過る 恋は暴悪に 非情を猛る 淵の魔物が 地獄に嘖み 鬼を祓って 膿血は喘ぐ 「春の毒」

一日花の色は 再誕を罰する 滅びた恒星が 嘆美する夜に 僕は径を往き 前世に微笑む 不吉な正論も 洗わず食んで 三環系の性は 哲学を欲する 捧げた幻想が 惰眠する朝に 君は霊を病み 迷夢に渦巻く 無口な喧騒も 残さず吐いて 「明暗臓器」

君は気儘に 僕を介護し 平穏な指で 惨殺してく 隔てた愛想 慈悲の混濁 泪に映った 美しい否定 僕は卑屈に 君を回顧し 憂悶な声で 滅亡してく 育てた隠喩 無垢の精練 鏡に交った 難しい認知 「圏外の瞳」

不沈な思惑を 天使は調律し 何も讃美せず 欲望に肯いた 生肉が踊って 熱を感じれば 無口な大罪に 正義は溺れた 苦難な感性を 悪魔は祝福し 誰も排他せず 完結に慄いた 瞳孔が燈って 嘘を詠じれど 気鬱な恩恵に 悲願は怖れた 「慈愛の裡」

星廻りして 科白を託す 霊魂の寝相 空しき噴水 夜を祝福し 煙草は燃え 演算が罹る 精巧な美感 雨宿りして 秘密を憩う 混沌の手癖 愛しき蜂蜜 花を忘却し 銀貨は褪せ 読点が護る 肉厚な余韻 「運命の躯」

地下鉄に残る 血痕を貴んで 痛覚の幻想が 喉で交差する 線路の悲鳴は 苦く死に響き 赤錆が薫れば 遠い星を願う 絵葉書に渉る 筆跡を呟いて 嘆息の引用が 膣で自転する 旅出の朝陽は 聖く美に恵み 歳月が語れど 慧い花を乱す 「ハンカチ」

悪き妄想に 存在する君 囁く詩篇は 恋で溢れる 唇の愁いも 舌で呪われ 幻肢が悟る 上品な滅亡 深き花園に 泡沫する僕 佇む美景は 雨で潰れる 魂の写しも 熱で燈され 季節が薫る 凶暴な永遠 「センス」

時計が忘れた 天国を詠めば 君の偽悪だと 聖人は想った 唸る冷凍庫は 詩学に喩えて 肉が観る夢を 満月から護る 貴石が怖れた 根底を描けど 僕の慈愛だと 骸骨は話した 迫る爆撃機は 画題に任せて 罪が降る熱を 断片より悟る 「死後硬直」

雨の靴音に 森は歓喜し 肥った闇を 増殖させる 太陽が焼く 暴虐に慣れ 古い獣道は 幻想を妊む 人の星震に 街は過失し 訛った嘘を 証明させる 引用が富む 寵愛に触れ 永い物語は 曝葬を招く 「竜の視覚」

不細工な型で 造られた僕は 口笛の色彩に 追憶を融かす 映画は沈黙し 欠落を魅せる 奇怪な夕景も 悪病に燃える 無意識な嘘で 護られた君は 鼻唄の体温に 惜別を冷ます 胎児は悩乱し 盲信を和える 穏和な恋愛も 憂愁に痩せる 「セオリー」

豚は孤立し 惨殺を望む 正論が降る 悪夢の淵で 肉塊ならば 理由が実り 肥満な命を 祝福できた 蟻は疲弊し 肯定を嘆く 哀憐が干る 久遠の底で 神兵なれど 讃美が睡り 自然な心を 証明できぬ 「トカレフ」

非力な初恋に 泪の花は散り 呪った嘆息が 平穏を悼んだ 淋しい道草は 宵闇に渉って 夜光蝶の嘘を 満月が磨いた 不実な生傷に 病の熱は去り 殺した憧憬が 天罰を睨んだ 苦しい哲学は 空白に罹って 宇宙船の夢を 雑音が描いた 「青春の痣」

非情な釜に 若者は病む 死の音律で 電話が去る 恋を喩えて 夜に渉った 裡は血塗れ 暦が枯れた 気丈な蔭に 聖人は妬く 美の独裁で 手紙が散る 罰を讃えて 雨に縋った 嘘は手遅れ 灯が暮れた 「切なる不遇」

複製画は祈る 熱情の価値に 色彩を磨いて 理念が宿れど 繊細な敬慕は 冒涜を忘れて 美の袋小路で 帰結する罪悪 蜃気楼は悟る 虐殺の意味に 光景を歪めて 苦悶が腐れば 安穏な破滅は 宣告を怖れて 死の黄金律で 萌芽する沈黙 「贋物の魂」

恋の摂理を 航海したら 孤独な翼が 苛烈に繁る 髪が薫れば 泪を流して 実存に祈る 隷属の詩編 夜の不遇を 積雪しても 一途な鱗が 緻密に躍る 頬が燈れど 鏡を呪って 観念に触る 神様の対話 「憐れな無垢」

背理の御香が 命に沁みれば 僕は帰納して 遺骨を齧った 三日月は嘆く 崇高な結実を 君が居た街も 美に潰される 仮説の墓場が 骸に活きれど 僕は定義して 和菊を毟った 野良猫は憎む 丁寧な恩恵を 君が得た罰も 名に想われる 「算し阿弥陀」

野菜の瞳が 僕を侮蔑し 醜い大義で 聖地に罹る 神の誤診を 切に怒れど 痛覚は鳴き 心が落ちる 悪魔の雫が 僕を支配し 貴い殺意で 奈落に触る 裡の虚空を 常に悟れば 音律は病み 炎が満ちる 「蜘蛛の糸」

夏色の背広を 纏った夜想曲 星座は正しく 神々に重なる 静謐な鉄道が 子供心を揺す 海岸の電燈は 暗い夢に還る 天国の事典を 穢した後遺症 罹患は等しく 永別に連なる 盲目な先生が 反省談を問う 父母の愛憎は 慧い鳥に宿る 「カシオペア」

美学を刻み 旅する芋虫 熱に塗れて 恋人が泣く 夢は天性の 害悪だから 翅を望めど 空に祈らぬ 犠牲を招き 讃する紋白 嘘に溺れて 鱗粉が富む 神は半盲の 幸福だけど 罪を磨けば 冬に睡らぬ 「胡蝶主義」

眼底で溺れる 片想いの暗号 遠い風景画に 嫁ぐ君は睡蓮 季節を噤んで 薄紅に融ける 烈しい追憶は 深く自傷する 心臓で暴れる 雨宿りの聖痕 永い明晰夢に 偲ぶ僕は空蝉 宛名を嘆いて 夕虹に秘める 淋しい憧憬は 淡く化粧する 「見ぬ故里」