野犬の削で
送気を止して
酉の王后で
哀歌を謫した
蔽の名詞で
御荘を比して
両社の屹で
経線を列した
左券の扼で
様器を蘇して
折の灯光で
対価を握した
酩の幣紙で
非想を魅して
狭斜の慄で
醴泉を決した
「スルウェ」
芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
野犬の削で
送気を止して
酉の王后で
哀歌を謫した
蔽の名詞で
御荘を比して
両社の屹で
経線を列した
左券の扼で
様器を蘇して
折の灯光で
対価を握した
酩の幣紙で
非想を魅して
狭斜の慄で
醴泉を決した
「スルウェ」
作詩を休みます。
愉しみにして頂いている方々、申し訳無いです。
明日からはまた再開する予定なので、ドウゾ宜しく御願いします。
識る未見で
名菓を選して
霊草の禎で
朝旨を諒した
織る法喜で
犯行を愛して
貨主の厄で
洋船を濾した
診る私権で
聖歌を面して
丁壮の怜で
遼史を諜した
掘る嘔気で
暗香を拝して
野手の覚で
広宣を止した
「グリマル」
茗の偏私で
表層を魅せて
匠気の略で
霊剣を征した
糊の刀銭で
端緒を為せて
下後の圧で
桜花を哭した
塀の綿糸で
妙想を秘せて
猟奇の尺で
正拳を令した
鶏の能詮で
難所を足せて
亜綱の喝で
香火を臆した
「スカラル」