軋の波高で
方技を推して
問の陽線で
夜叉を託した
霊歌の窃で
小見を律して
強手の脈で
瞑想を啓した
醗の亜綱で
奥義を歩して
宵の投扇で
他社を扼した
正価の裂で
猟犬を失して
妙趣の客で
恵送を銘した
「グレィズ」
芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
軋の波高で
方技を推して
問の陽線で
夜叉を託した
霊歌の窃で
小見を律して
強手の脈で
瞑想を啓した
醗の亜綱で
奥義を歩して
宵の投扇で
他社を扼した
正価の裂で
猟犬を失して
妙趣の客で
恵送を銘した
「グレィズ」
彫る奥旨で
暗線を早めて
毎次の戴で
闘争を模した
睨む支綱で
戦機を練れて
契券の裂で
理科を饗した
織る放恣で
帆船を危めて
対自の邁で
妄想を吐した
白む尼公で
年紀を競れて
霊剣の潔で
奇貨を諒した
「スケィズ」
乳の妙機で
迷走を典して
恋矢の併で
丕顕を諒した
髪の夜戦で
妖姫を困じて
御校の触で
才思を按じた
道の朝紀で
逓送を面して
片紙の戻で
離見を評した
闇の寡占で
降旗を要じて
村巷の億で
哀史を散じた
「ピアルス」
援交の泄で
翅果を慰して
地権の戮で
励起を訂した
劃の椰子で
用箋を高じて
森の縫製で
敗走を満じた
潜考の悦で
衣架を資して
離見の蓄で
詆毀を隷した
厄の歌誌で
香饌を養じて
堀の猛省で
埋葬を判じた
「ダァンス」
今日の作詩は御休みさせて頂きます。
明日からはまた再開します。
愉しみにされていた方、申し訳無いです。