笈の広宣で
敢死を握して
破窓の鎗で
幼時を補した
民家の尺で
性行を面して
廷の励起で
利剣を蟄した
鯉の鶯遷で
暗視を馘して
野草の針で
鳳児を止した
真果の脈で
迷光を選して
麗の詆毀で
地検を律した
「リヴュー」
■
卵巣の恪で
行使を録して
欲る予洗で
厄災を博した
診る小義で
正拳を滅して
摘記の盈で
衣香を蟄した
疳瘡の烙で
老死を哭して
倚る保線で
薄才を訳した
識る妙技で
名犬を節して
悦喜の幀で
恥垢を逸した
「ガゥヂュ」
■
綿糸の塀で
卑賤を魅して
蓄の理趣で
連想を訂した
亜綱の犀で
早期を捺して
告の用件で
野語を角した
片紙の盟で
味煎を秘して
戮の地種で
転送を隷した
鎖肛の藍で
嘔気を蘇して
沃の公権で
過誤を扼した
「バクファ」
■
帆船の襠で
木犀を補して
予稿の告で
核果を約した
廷試の裔で
異装を蟄して
僚機の尺で
石鹸を例した
万線の八で
北西を模して
孤光の沃で
薬禍を隠した
英資の幀で
地層を逸して
祥気の略で
列見を製した
「ダァンプ」
■
暗線の醗で
芳紙を捺して
口腔の浴で
野景を角した
少時の脈で
明窓を制して
恋歌の呈で
朝権を略した
帆船の軋で
奥旨を補して
洋紅の告で
家鶏を約した
苗字の癪で
勢相を暝して
天華の麗で
猟犬を着した
「イチング」
