ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


射る被写で

返送を役して

詆毀の戻で

離見を潮した

 

漏る紅霞で

甘汞を抹して

柵址の厄で

用箋を蘇した

 

干る医者で

演奏を僻して

励起の呈で

智剣を諒した

 

凝る猛火で

満腔を渇して

鑰匙の策で

匝線を止した

 

 

ヴェィル

量子の脈で

面奏を列した

鉛華の泄で

雌剣に要れど

 

工科の問で

淡紅に渇せば

薄志の躍で

用箋を掘った

 

妙詩の略で

連装を滅した

閃火の悦で

緯圏に識れど

 

刀下の恋で

寒光に達せば

薬師の迫で

法線を縒った

 

 

テンポゥ

堀の枉車で

安康に嵌れば

椰子の朔で

藻菌を止した

 

雉の二審で

年紀に煙れど

連装の旌で

繍花を理した

 

澱の放赦で

犯行に余れば

左史の訳で

洋斤を蘇した

 

虹の機心

権奇に睡れど

餞送の隷で

龍火を資した

 

 

「タァスク」

悪の満稿で

孟夏を織れて

盗る葉酸

椰子を貯めた

 

識る尼僧で

念者を競れて

塀の荊冠で

危機を挽いた

 

膜の安康で

横禍を漏れて

因る灯盞で

多士を辞めた

 

煮る詩宗で

繊砂を練れて

軽の閉管で

丕基を訊いた

 

 

シンカル