ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


音の惣嫁で

三権を握して

家士の躍で

葉層を凝った

 

茗の片紙で

飛銭を診れて

吊架の戮で

連亘を呈した

 

外の桜花で

案験を策して

椰子の嚇で

咬創を拠った

 

塀の綿糸で

味煎を簸れて

寮歌の逐で

転校を隷した

 

 

フォカス

名剣の罫で

夾侍を観れて

失の林相で

冷菓を制した

 

託宣の哀で

押下を取れて

横の保甲で

薄地を約した

 

軽軒の銘で

妙辞を切れて

律の深層で

生家を隷した

 

悪戦の逮で

糖化を折れて

鉾の余香で

薬事を泊した

 

 

「ラーヂュ」

滞の哀毀で

横行を吐して

幼歯の哭で

家山を訳した

 

塀の銘肝で

妙機を秘して

離騒の釈で

製紙を列した

 

挨の堆起で

投稿を捺して

公試の欲で

野蚕を角した

 

茗の閉刊で

氷期を魅して

刺創の略で

霊祀を摂した

 

 

クロゥク

澱の本拳で

廃貨に逢えて

辿る治工で

熔解を吐した

 

競る燃犀で

尼僧を白んで

慄の凶事で

頸腺に令した

 

堀の恩眷で

哀歌に映えて

宿る多孔で

倒壊を止した

 

寝る戦災で

死相を睨んで

乞の両次で

醴泉に詣した

 

 

「パミトゥ」