■

散銭の膜で

毛詩に則して

葉層で補し

薄地を訳した

決起の閲で

遺賢を喫して

理義で貼し

転校に列した

万線の作で

双糸に黙して

芳草で寄し

薬事を博した

悦喜の欠で

気圏を逸して

痴戯で諒し

連亘に徹した

「カァリィ」

■

宿る多型で

投稿を浴して

後喜で臆し

案件に罹った

減る年歯で

二銭に干れど

両生で失し

戦争を列した

辿る夜警で

洋行を督して

嘔気で哭し

管見に赤った

練る片志で

飛泉に似れど

小成で律し

連想を摂した

「ロゥラル」

■

宿る他紙で

刀銭を浴して

相加に黙し

満稿を察した

院試の暇で

兵曹を役して

軽荷で列し

理研を喫した

辿る矢視で

洋船を督して

孟夏に則し

三綱を抹した

瀕死の今で

泳層を僻して

霊歌で決し

喜見を律した

「クリング」

■

鉄の連装で

瘤起を諜して

脈の小験で

節士を銘した

髪の治工で

幼歯を校して

澱の烹鮮で

半期を愛した

列の転漕で

駐機を療して

尺の冥見で

滅紫を制した

闇の下後で

公私を夭して

堀の鶯遷で

暗鬼を配した

「スィチュ」

■

剃る農期で

内向を探って

椰子を託し

灯芯を浴した

居た罷市で

並走を得れば

傾危を列し

琉金を喫した

載る壮気で

再構を殴って

多士を訳し

要津を督した

干た遺矢で

営巣を経れば

励起を決し

球菌を律した

「ティィプ」

■

横行の鳥で

大化を愛して

格の冶金で

妖気を剋した

皺の入試で

佞臣を摂して

霊舎の弊で

非想を諒した

登高の澱で

哀歌を帯して

厄の過勤で

公器を浴した

庭の秋思で

声唇を熱して

兵車の礼で

離騒を評した

「アゲンヌ」

■

億の登降で

胆気を愛して

家眷で扼し

養鶏を貢した

失の未成で

銘仙を節して

冷視で聘し

品藻を諒した

徳の往航で

暗鬼を対して

野犬で画し

絞刑を擁した

蜜の市政で

精銭を滅して

閉止で令し

林葬を評した

「ラィニン」