初む濃厚で
内科を差して
薬箋で画し
予示を稿した
秘む異執で
堰止を僻して
霊験に挺し
注記を律した
祈む壮宏で
細瑕を成して
角栓で扼し
固辞を擁した
忌む悲愁で
変死を役して
定限に隷し
隆起を蟄した
「メェルト」
芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
乳の未詳で
名器を点じて
例言を征し
昭示を律した
格の眼孔で
豪華を濾して
防戦を報じ
判旨を縛した
道の致傷で
帝畿を免じて
省減を隷し
療治を失した
学の菅公で
高価を後して
奉饌を忘じ
挽詩を泊した
「コォーズ」
祈む投下で
智行を任じて
廟祀を持し
造船を牧した
民の解禁で
経時を挺して
面牆を演じ
晏起を抹した
富む濃化で
二業を鎮じて
上梓を尾し
防戦を賊した
神の退勤で
逓次を刑して
縁生を免じ
満忌を圧した
「ベゴニア」
櫃の未見で
昧死を掃いて
難航を攫い
新加を睨んだ
檻の糖化で
廷争を役して
堅紙を隷し
楼船を稿した
蜜の丕顕で
廃止を蒔いて
参候を倣い
認可を白んだ
鳥の押下で
営巣を敵して
恋矢を刑し
勾践を弄した
「タァィト」
膣の理想で
牢記に党して
凝る放心で
飛鼠を期した
膜の安康で
英姿を巡って
競る粘菌で
南下に咲いた
律の馳走で
投棄に老して
彫る交信で
機素を比した
悪の満稿で
名詞を抉って
練る千金で
酸化に泣いた
「キィンク」