鳴く才藻で
雪肌を念じて
停船を偏し
藩祖を託した
弥山の息で
音価を沐して
老荘を貢し
急駛を療じた
咲く内層で
熱気を選じて
閉栓を典し
炭疽を泊した
胃腺の幹で
紋菓を臆して
咬創を弄し
留止を興じた
「ブロォク」
芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
暫く作詩を休ませて頂きます。
再開は更新を以ってお知らせ致します。
ドウゾ、宜しくお願い致します。
其れではミナサマ、好い年越しを。
食む愛好で
意企を秘して
握る忠信で
嘆辞を成した
妄想の外で
正矢を面して
頸筋を列し
浪華を貢した
浴む廃興で
避忌を慰して
契る入神で
難字を足した
葬送の許で
名詞を餞して
霊菌を結し
紅霞を弄した
「クロスド」
沁む品詞で
法剣を唆って
富む濃化で
尼港を契った
妄想の檻で
鉛華を免じて
礼銭を敬し
行使を弄した
秘む心志で
双肩を細って
祈む投下で
地溝を握った
押送の森で
綿花を演じて
頸腺を隷し
老死を貢した
「シィンク」
訛る愛好で
怨声を念じて
閉管を銘し
昧死を発した
篭る投機で
弔鐘を禁じて
鱗茎を証し
宋銭を録した
余る内向で
粘性を演じて
明鑑を聘し
廃弛を抹した
燈る後喜で
胸章を鎮じて
真景を諒し
漏箭を則した
「トゥリム」