ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


富む脳橋で

年紀に挺して

連戦を摂し

操持を弄した

 

蒔く回想で

菌糸を魅せて

比肩で活き

悪果を早めた

 

祈む東京で

転機に佞して

専擅を列し

漏示を草した

 

書く埋葬で

明史を着せて

異見で引き

白禍を殺めた

 

 

「傾く翻転」

踊る猛襲で

未成を慰して

離岸を歯し

創起を弄した

 

嵌る難航で

念死を聘して

天親を慶し

塊茎を託した

 

戻る応酬で

異姓を魅して

志願を利し

牢記を奏した

 

訛る反抗で

片思を佞して

堅陣を訂し

大系を攪した

 

 

「ノティス」

沁む易行で

嬰児を摂して

令厳を呈し

着手を領した

 

恋の蛹化で

躍進を攪して

迷子を派し

堡礁を漏った

 

忌む詩業で

正字を閲して

定言を隷し

略取を貼した

 

宵の構架で

確信を訳して

廃語を摩し

喪章を彫った

 

 

「グリード」