ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


祈る未済で

免震を詠じて

契機に列し

離床で供した

 

集る砕鉱で

祖型を研いで

与件に惚れ

薄志で約した

 

実る委細で

遠心を命じて

霊鬼に結し

毀傷で諒した

 

逆る退行で

徒刑を削いで

保険に縒れ

扼死で博した

 

 

「セカンド」

抉る綿球で

未成を慰して

遅参で律し

礫器で撤した

 

食む訳解で

予習を掘って

酷使を蘇し

再現で刈った

 

巡る円丘で

為政を魅して

離散で蟄し

敵機で列した

 

病む発会で

補修を縒って

即死を濾し

改元で去った

 

 

「観る文明」

治る安化で

王将を残せば

酷使を擁し

薬缶で画した

 

百の密教

銘記に偏して

潜心に徹し

中世で証した

 

呷る南下で

脳症を興せば

抑止を貢し

河漢で訳した

 

脈の畢竟で

併起に面して

転進に接し

終生で弔した

 

 

「誤る混信」