今日から詩を書けないと思います。
来月にはまた再開できると思うので、宜しくお願いします。
芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
今日から詩を書けないと思います。
来月にはまた再開できると思うので、宜しくお願いします。
不潔な星は
悪夢に隠れ
苦悶の海を
命で割った
罪を照らし
独演すれば
遠い静謐も
多幸に瞬く
異端な雨は
寓話に溺れ
末路の花を
泪で塗った
恋を揺らし
約束すれば
永い天運も
優美に佇む
「畸型の空言」
迷夢の化石に
僕は依存する
否定され笑む
悪癖を律して
罪深い覚悟で
独演に白熱し
合成の自我を
烈しく毟った
神話の胎児に
君は作用する
畏敬され泣く
聖賢を欲して
程遠い旅路で
失恋に敬服し
実在の義務を
眩しく齧った
「死生の配分」
卑屈な筆で
神様は騒ぎ
賢智の肉も
強く溺れた
大作の底に
痕が残って
病は空しく
才能を過る
気楽な嘘で
真実は亡び
無罪の恋も
甘く穢れた
寝室の窓に
星が集って
命は淋しく
結論を渉る
「チート」
花束は孤立し
形骸を慰んで
脳味噌の虹に
幻惑し羨んだ
不合の楽園で
遊離する熱は
肯定が難しく
絶無に揺れた
恋文は摩耗し
哀惜を導いて
三日月の夢に
感嘆し呟いた
確知の遠景で
流転する露は
旋律が美しく
心機に触れた
「悲愴の遺物」
悲観の殻が
歪を護って
幼い禁忌は
偏性に実る
静謐な柩で
寵愛を嘆じ
盲目の詩は
臆病に過る
多欲の肉が
光を齧って
儚い論理は
口実に煙る
克明な炎で
狂想を奉じ
責罰の血は
醜悪に踊る
「弱き破滅」