揺籃で編む
空虚な嘘を
心に残して
沈黙する春
僕の終止は
推敲が踊り
愛惜に病む
稲妻を磨く
棺桶で咲く
気丈な夢を
骸に想って
盲信する夜
僕の序奏は
反覆が廻り
厭世に泣く
贋物を否む
「永い秘密」
芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
揺籃で編む
空虚な嘘を
心に残して
沈黙する春
僕の終止は
推敲が踊り
愛惜に病む
稲妻を磨く
棺桶で咲く
気丈な夢を
骸に想って
盲信する夜
僕の序奏は
反覆が廻り
厭世に泣く
贋物を否む
「永い秘密」
彗星人が耽る
短命の美しさ
非力な信仰に
炎は闇を裂く
恍惚する無は
駅員が管理し
軍用機の瞳を
色彩で眩ます
洗濯物が踊る
春風の芳しさ
自由な再誕に
病は夢を富む
追想する死は
半袖が明示し
冷蔵庫の泪を
体温で乾かす
「瞬く永遠」
襟を毟って
理性が散る
麓の天使は
切実に泣く
僕は原罪を
淡く祈って
完璧な闇で
科白に拘る
裾を捲って
秘匿が照る
蕾の悪魔は
高潔に笑む
君は愛欲を
深く悟って
幸運な園で
吐精に跨る
「キスマーク」
今日は詩が書けそうにないです。
明日からはまた普段通り書けると思いますので、宜しくお願いします。
申し訳ないです。