2018-09-25 ■ 初産の墨で 祭祀を和えた 紡機の業は 軍衣を撫して 内装の鍵で 繋束は睡って 賭銭の洞で 氷花を寵した 衰残の膿で 哀思は冴えた 拷器の房で 文意を具して 回想の凪で 寧息を煙って 補箋の虎は 弔歌を評した 「モニター」