或いは美型詩の実験場。


幽かな大疵で

調戯を矯飾し

締結し嫌忌し

交合し党した

 

そして不測は

品性の胃腺を

円鏡で返辞し

背理が荒れた

 

確かな懐裡で

教示を徴証し

経験し転移し

投獄し抗した

 

そして有相は

引責の飛雪を

偏曲で演技し

哀詩が腫れた

 

 

「仮令の慕」