2018-04-21 ■ 愛しき視唱で 相違の桜唇は 怨鬼を千思し 賛美し呷った 細かな萌生で 表象を共起し 権利の閉瞼に 破局は枯れた 親しき遺嘱で 嘔気の喪失は 戦意を遠離し 暗示し触った 仄かな功績で 矜式を憑依し 偏私の経血に 家郷は晴れた 「流転の窒息」