ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


苦しき通史に

当為は梗塞し

強記の知見で

大綱を鴨った

 

遥かな災祥で

壮美を放散し

悲曲の承嗣に

枢機は肥った

 

約しき空理に

降旗は闘争し

弔慰の帰結で

戒告を堪った

 

清かな敗色で

褒辞を想察し

至境の表裏に

諷意は廃った

 

 

「苛辣の泡」