ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


花火の色気は

淡く抱合した

貧困を会得し

憂目に耽って

 

器質の着服は

正しく喚起し

黒い追想にて

答申を蹴った

 

因果の白痴は

細く暗転した

遠望を否決し

封鎖に移って

 

知覚の狂熱は

哀しく対置し

強い空見にて

蛍光を盗った

 

 

「玉稿の紅」