ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


花束は孤立し

形骸を慰んで

脳味噌の虹に

幻惑し羨んだ

 

不合の楽園で

遊離する熱は

肯定が難しく

絶無に揺れた

 

恋文は摩耗し

哀惜を導いて

三日月の夢に

感嘆し呟いた

 

確知の遠景で

流転する露は

旋律が美しく

心機に触れた

 

 

「悲愴の遺物」