詩語の雷管が

僕を誘起する

正しい初恋は

暗黙知に沈む

 

悲嘆を重訂し

文字列は実る

全能な弱音に

泪が隷属する

 

戯画の愛液が

君を汚損する

淋しい逃亡は

尊厳死に響く

 

末路を彩色し

地獄絵は点る

独善な仕草に

柩が恍惚する

 

 

「惨めな恩恵」