ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


不治の韻律が

空白を駆けて

浄い唯我論は

文法に咲いた

 

淋しい正理に

言葉は肯いて

林檎園の雨が

幻影を葬った

 

未知の演奏が

観念を染めて

古い鎮魂歌は

性説に病んだ

 

空しい神秘に

楽譜は佇んで

蟻地獄の贄が

追憶を怠った

 

 

「高熱な黙示」