2017-05-17 ■ 読点の休止で 恋文が磨かれ 丁寧に択んだ 感嘆詞は咲く 日曜は永くて 不遇に溺れる 言葉が氾濫し 嗚咽を秘める 光彩の微笑で 神様が望まれ 乱雑に紡いだ 精神史は熟む 横顔は聖くて 讃美に溢れる 寝息が静穏し 帰結を避ける 「愛しき便箋」