2017-04-20 ■ 深夜の虹が 強く煌いて 泣虫な僕に 嘆美を育む 傷物の翅で 信じた風に 独白は絶え 貴方が宿る 排気の汐が 苦く蝕んで 我儘な僕に 暗喩を嘯く 最愛の歌で 感じた夢に 痛覚は褪せ 貴方が遺る 「屋上の紫蘭」