模造肉の下で

依存する蛆虫

時が腐るたび

空言を鳴いた

 

僕は寵愛児だ

無より生誕し

神聖な救いを

命に燈すのだ

 

死刑台の上で

錯誤する才人

夜が弱るから

告白を病めた

 

僕は演出家だ

美だけ殺害し

精巧な赦しを

骸に想うのだ

 

 

「憐れな思索」