2017-01-22 ■ 深い侮蔑に 言葉が踊る 絶望の声で 交響する心 鍋で炒めた 憂世の道理 僕は臓物を 文学に磨く 重い短詩に 悪夢が燈る 落日の色で 反転する泪 毒で浄めた 美感の手枷 僕は音韻を 病巣に抱く 「詠む残痕」