ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


核兵器の声が

悲哀を囁く頃

僕は錠剤二粒

丁寧に噛砕く

 

愛を俯瞰する

温かい夢想で

巡り会う嘘は

泪さえ慰めた

 

慈愛の地獄に

永遠を誓えば

苦悩は蒸散し

甘く透き通る

 

曲調に合わせ

誰もが踊る夏

美しい炎雲は

悠々と聳えた

 

 

「原子の恋」