ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


一輪の愛で

髪を飾って

無色な朝に

甘い道連れ

 

恐れの棘が

毛布に繁り

鏡へ映るは

哀しい素顔

 

無口な目蓋

紅で湿らせ

散る惜別に

寝息を縊る

 

泪に代って

花蜜よ薫れ

私の木枯し

冷たい酸素

 

 

「花心中」