ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


通り雨には

念仏唱えて

冬の死骸を

綺麗に洗う

 

終電の刻に

独り崩れて

春は隣りで

黙って頷く

 

君に狼狽え

花を毟った

強がる瞳は

痙攣しだす

 

偉大な夏が

全て炙れば

僕の病魔も

或いは嘘に

 

 

「秋の切望」