ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


駅の歩廊に

備え付くは

僕の受話器

応答求むる

 

有線な言葉

命の留守電

残り香薫る

正しい記憶

 

火花が咲く

金属が騒ぐ

乱雑に降り

咽返る時雨

 

電話は喚く

僕の胸から

遺りし人へ

呼出コール

 

 

「呼出コール」