ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


娼婦の屍肉を

口へと含めば

熟れた悲哀の

血の味がする

 

理想と理性に

悲鳴を乗して

眠れる性癖は

痛いほど滾る

 

夜の盛り場の

終幕の溜め息

胸の返り血を

聖画と銘打つ

 

生命の深部で

短剣が震える

其れに射精し

祝福を授けた

 

 

「悪魔の混濁」