ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


気品を失った

鐘の如く哮る

君の喘ぎ声を

聖者は喜んだ

 

片時も赦さず

片時も愛さず

しかし求むる

彼らの姑息さ

 

石から庇って

罵声に慰めて

死にゆく君へ

僕の口づけを

 

神話も触れぬ

僕が知る君は

微笑むたびに

泪を流してた

 

 

「泣き虫の子」