2015-08-13 ■ 躊躇い傷から 流れる血液に 僕の傲慢さが 強く匂い立つ 青春の不在に 孤独な錠剤を 多めに服用し 僕は恥を防ぐ 校庭の蟻には 地獄を観せど 猫を殺す程の 凶気は無くて 咲かないから 刈り取った花 茎から流れる 甘い甘い花蜜 「その触れ方」