ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


血を流す獣には

親しき肉を与え

牙を剥いた時の

憤りに見惚れる

 

理解を得ない爪

切り裂くは保身

人が避ける眼光

睨むのは先入観

 

機械の森で吼え

月に敵意を抱く

娘の檻も破って

乱暴に喰い漁る

 

血を失った獣に

僕が顔を奪えば

呪う形相を纏い

躰中で絶叫する

 

 

「獣の葬式」