ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕の一途な憂鬱群を

全て食器に嘔吐して

光る遠慮を数えたら

薬を呷ってやり直す

 

硝子が砕ける音の後

僕は必ず気が触れる

暴力性は意図を持ち

知覚で心を是正する

 

雄弁の人に罪はなく

解釈の痕が辛いだけ

僕を勝手に括るのは

死人を殺す茶番かな

 

貴方が問うた本物に

瞳を逸らし微笑んで

幸せの為に嘘と化し

今日も道化を見失う

 

 

「偽物の心根」