2015-06-02 ■ 音楽は闇を彩り 罪の転調を重ねる 涙は素直に悼み 囁くほどに傷つく 全ては終焉にて 花束を抱えて待つ 果たす誓いの為 虹の袂で穴を掘る 秘密に名を与え 空の切迫感に倣う 電波塔を横目に 孤独の酸素を喰む 音も花も青空も 僕は害意と見做す 苦悩は喉を潰し 神の詞を触れ回る 「悟る人」