ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


美神が与えた枷に

哀しすぎて死ねない

世界の終焉の日も

不全は彼らを捉える

 

暗闇の孤独の前で

舞姫はバレエを踊る

幽閉の鏡を意識し

靭やかな肢を伸ばす

 

詩人は唄い慣れた

清潔な吃音を奏でる

自らの静謐の中で

旋律の意に執心する

 

その踊りと調べが

透明な舞台を模せば

健常な人々の愛に

裏面の美を問掛ける

 

 

「障碍のバラッド」