ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕らが歩くは正解の上

幾重に自分を捨てながら

躓いたなら正しき啓示

幾重に世界を捨てながら

 

勝者は説話を知らしめる

その過程こそが正義なり

敗者は遺恨を語り継ぐ

その過程こそが背徳なり

 

真なる正義は無いのだと

貧しい青年は喚いてる

しかし林檎を与えれば

笑顔で口を噤むだろう

 

死体の山に立つならば

血汐を流すも綻びて

写真に収まる正義など

本質性の欠片も無いぞ

 

 

「正義の解」