ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


夜がこんなに悲しいのは

暗闇に一死が潜むから

或いは視覚の外で

切実さまで枯れるから

 

完全なる未知と

永遠の夜は似ている

死神は胸に手を当て

憂いた顔で愛おしく想う

 

曲がった羽の天使は

食聖草に捕まっていく

夜の灯りに囁くのは

彼女を咀嚼し溶解する声

 

夜がまことに美しいのは

僕の心も混ざるから

或いは静寂の影が

全ての本性を隠すから

 

 

「夜の傍で眠る」